親鸞「明日ありと思う心の仇桜」とは、英語ではこうなります!

明日ありと思う心のあだざくら 親鸞

「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

 

「今を盛りと咲く桜の花も一陣の嵐で散ってしまいます。人の命は桜の花より儚いと聞いております。明日とは言わず、今日出家させて下さい。」

親鸞聖人9才の時の歌と言われています。諸行は無常なり、ですね。

 

これを英語で言うとこうなります。

Like the cherry blossom,
the heart planning on tomorrow
is ephemeral indeed—
what sudden storm may not arise
in the middle of the night?

日本人にはとても書けない美しい英語です!

 

これは、私が敬愛する翻訳家、ジュリエット・カーペンター先生の訳です。

 

カーペンター名誉教授

Juliet W. Carpenter(ジュリエット・W・カーペンター)

2006年に『なぜ生きる』

2011年に『歎異抄をひらく』を翻訳

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